ビタミンB1  

 主な働き

・ 体内の貯蔵は少ない
・ 糖質がエネルギーになるときに働く
・ 脂質にはビタミンB1節約作用がある
・ 消化液の分泌をよくする
・ 食欲増進
・ 神経の調節に関係する

 1日の推奨量 (第7次改定食事摂取基準より抜粋)

男性 女性
18~49歳 ・・・・ 1.4mg 18~49歳 ・・・・ 1.1mg
50~69歳 ・・・・ 1.0mg 50~69歳 ・・・・ 1.3mg
70歳以上 ・・・・ 0.8mg 70歳以上 ・・・・ 1.0mg

 ビタミンB1が不足すると

・ 脚気(腱反射消失) ・ 神経機能減退、疲労、倦怠
・ 浮腫 ・ 心臓肥大
・ 食欲減退 ・ 消化不良、便秘

 ビタミンB1を多く含む食品

豚肉、うなぎ、鶏レバー、かれい、大豆、胚芽米、玄米、ロースハム、そば、モロヘイヤ、ライ麦パン、強化米、落花生、たらこなど

 ワンポイント

・ 夏場、めん類に偏った食事ばかり摂ると「夏バテ」を引き起こすことがある。これは、糖質の代謝に必要なビタミンB1が不足しているため
・ 水に溶けやすく、熱に弱いのでさっと調理したり、煮汁ごと食べる
・ にんにくのアリシンは吸収率をアップさせる

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