ビタミンB6  

 主な働き

・ 水溶性アミノ酸の代謝に関係
(アミノ酸から糖質や脂質への変換、糖質や脂質からアミノ酸への変換)
・ 神経伝達物質の合成に関わる
・ 健康な皮膚や髪を作る
・ 抗体、赤血球作りに不可欠
・ インシュリンの合成に働く
・ 免疫機能を正常に維持する
・ アレルギーの予防

 1日の推奨量 (第7次改定食事摂取基準より抜粋)

男性 女性
18~49歳 ・・・・ 1.4mg 18~49歳 ・・・・ 1.2mg
50~69歳 ・・・・ 1.4mg 50~69歳 ・・・・ 1.2mg
70歳以上 ・・・・ 1.4mg 70歳以上 ・・・・ 1.2mg

 1日の許容上限摂取量 (第7次改定食事摂取基準より抜粋)

60mg

 ビタミンB6が不足すると

・ 皮膚炎、口内炎 ・ 脂性の肌
・ 脂肪肝 ・ 神経過敏
・ 貧血 ・ けいれん(動物)
・ 先端疼痛症 ・ 浮腫

 ビタミンB6を多く含む食品

マグロの赤身、さんま、鮭、さば、鶏むね肉(皮なし)、かつお、豚もも肉(脂身なし)、鯛、レバー、イワシ、ブリ、アジ、じゃがいも、バナナ、アボガドなど

 ワンポイント

・ ビタミンB6は体内(腸内細胞)などでも合成されるため、不足しにくいといわれています。しかし、妊婦の場合、ホルモンバランスの影響でビタミンB6の消費量が増えて不足する事があります

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