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今回は、数ある雑穀の中でも、特にオススメの雑穀をご紹介。
種類が豊富に有りすぎて、どの雑穀を摂ってよいか分からない方は、このコーナーで紹介する雑穀をベースにお選びいただければ幸いです。
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あわ ・・・ 雑穀初心者に!
昭和40年代まで日本人の日常食として大量に栽培されていた、日本の雑穀の中で最も粒が小さい雑穀です。
インド、小アジアから広がった作物で、大あわと小あわがあり日本に伝ったのは大あわです。もち種とうるち種とがあり主食として食べていたのはうるち種の方です。
食味はクセがなく、雑穀の中で一番甘いです。白もちあわはかすかにハーブのような香があり、とろとろにクリーム状に溶けるのでピザやグラタンなどのチーズ代わり使うと美味しいです。
一方、うるちあわはフワッ、パラッと炊き上がり、炒めると鶏そぼろのようです。繊維、鉄分、カルシウムなどの栄養成分はもちあわの方が多い。
アマランサス ・・・ 栄養素が豊富!
中央アメリカや南米アンデス原産。色、形、大きさともケシの実そっくりの小さな粒です。
19世紀初めに神の穀物としてインドやネパールに伝わり、日本には江戸時代に観賞用として入ってきたようです。
乾燥に強く、畑の通路や急傾斜地などで育つタフな作物です。
炊くと独特の強い香を持っているので、ショウガなど香の強いものと炊き合わせると臭いも気にならず美味しくいただけます。キュッとした歯ごたえがありプチプチ感があります。
栄養素は豊富で食物繊維、カルシウム、鉄分、そして、白米に不足しているリジンも多く含有しています。
ハト麦 ・・・ 美容のための白い穀物!
イボ取り、肌荒れによいとされ薬膳食材としても有名です。
体の異物を追い出す働きがあり、食欲の無いときにもおすすめです。
ハト麦は麦を丸く太らせた感じのグレーがかった白い大きな粒。
食感はやや粉っぽく、数珠球の親戚なので殻が硬く、独特な強さを感じます。圧力鍋を使えば8~10分で歯ごたえの残ったいい感じの炊き上がりになります
タンパク質と脂質を多く含みます。
そば ・・・ 健康維持に貢献!
寒冷地や痩せ地で栽培できるタデ科の植物。春蒔きで八月に収穫する“夏そば”と、夏に蒔いて収穫する“秋そば”とがあります。寒いところの方が美味しいそばがとれます。
13世紀に世界に広がり栽培されるようになりました。フランスではソバ粉のクレープやガレットがよく知られています。
日本には8世紀頃に伝わったとされています。山形県では“そば米”といい、“そば米”入りの汁や雑炊が郷土食として伝わっている。
胚芽が中心にあるのでタンパク質、脂質が多く含有され、微量栄養素の種類も多く含有します。また、血管強化におすすめのルチンも含有されていることから近年特に注目されています。
※ そばアレルギーの方は摂取を控えましょう。
番外編 - 夏を乗り切る一品!
押麦
大麦(麦)は、雑穀ではなく、穀物に分類されますが、夏の暑い時期に是非摂っていただきたい一品です。
押麦とは、大麦を蒸しローラーでつぶして乾燥をさせたものです。
白米に1~2割混合させ、自然塩をひとつまみ加えて炊くのがポイント。
春に収穫される麦類は雑穀や米より陰性なので穏やかに体をクールダウンします。
美味しく食べられる麦飯、麦粥は夏を乗り切るメニューとしてもおすすめです。
食物繊維や鉄分、ビタミンB1を補えます。
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