近頃では「骨粗鬆症健診」を行う市区町村が増えております。
平成19年度に厚生省の行った骨粗鬆症検診の実施検査では40歳-70歳の受診者のうち全体の約40%に骨の異常が発見されました。
特に骨粗鬆症患者の増える50才代後半-70歳では全体の約半数が、また60歳-70歳では全体の約60%に骨の異常が発見されています。
特に骨粗鬆症は閉経後の女性に多く見られます。なぜなら、閉経にともない骨のカルシウム代謝を助けていた女性ホルモンの分泌が激減するからです。
また、栄養バランスの悪い偏った食生活、極端なダイエット、運動不足などの生活習慣により骨粗鬆症のリスクは高まりますので、若い人も油断せず今から生活改善を行うと良いでしょう。