ダイエット博士のQ&AHakase
「どんなことをしてもやせない」という人のほとんどが、自分が間違った量を食べていることや、ダイエットにふさわしくない内容の食事であることに自覚していないのじゃ。3食きちん摂るといっても、好きな献立ばかり選んで食べないように。本当にやせたいなら少しくらいの我慢は必要なのじゃ。 |
そこで、どんな食品を選んでどのくらいの量の食事をすればいいのか、目安となるもの(食品交換表)を紹介するぞ。我慢といっても、1日3食、おまけに間食まで食べられるのだから・・・不自由ないはずじゃ。 |
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トースト2枚、マーマレード | |
せん切り野菜のスープ(玉ねぎ、キャベツ、人参の入ったコンソメスープにパセリをふる) | |
ほうれん草の巣ごもり卵 |
ごはん220g | |
味噌汁(小松菜、豆腐、ネギ入り) | |
豚ロース肉(脂身なし)の生姜焼(下味をつけた肉と一緒に、玉ねぎ、ピーマン、人参など好みの野菜と炒めてボリューム感を出す。付けあわせにレタスとトマト) | |
ワカメときゅうりの酢の物(ワカメときゅうりを合わせ、すし酢と少量の塩で味付け。好みでミョウガを混ぜても良い) | |
切り干し大根の煮物(切り干し大根、人参、ちくわなど。盛り付けの際、絹さやの千切りをちらすと色どりが良くなる) |
リンゴ1個(またはバナナ1本) | |
牛乳200cc(またはヨーグルト1個) |
ごはん110g | |
お吸い物(たけのこ、しいたけ、三つ葉、ゆず) | |
かじきまぐろのソテーたっぷりキノコソース(下味をしたかじきをソテーし、皿に取り出す。しめじ、えのき、しいたけなど好みのキノコをニンニクと少量のバターで炒め、ワイン、塩、胡椒、醤油で味付けし、かじきにたっぷりのせる。レモンを絞っていただく。バジルやパセリなど、好みのハーブをふりかけても美味。付けあわせに粉ふきいも、ブロッコリー、人参) | |
ひじきの煮物(ひじき、こんにゃく、大豆、人参、さやいんげん) | |
キャベツのおひたし(かつおぶしをかけ、だし醤油でいただく) |
量の目安は、朝ふつう、昼しっかり、夜かるく、じゃ。夜少ないとつらいという人は、低カロリーでビタミン&ミネラルが豊富な、野菜、キノコ、こんにゃく、海藻などをたっぷり食べてお腹を膨らまそう。 |
今まで『油っこいものや甘いものが大好き』『週に何度もファーストフードで食事する』『間食はチョコやアイス・スナック菓子が当たり前』『飲み物はお茶代わりにジュース』『お腹一杯にならないと気が済まない』なんていう暴飲暴食をしてきた人には、少し、いや、かなりきついかもしれん。しかし、1週間も続ければほとんどの人が慣れるぞ。後は、このような健康的な食生活を完全に自分のものにするだけじゃ。ダイエットに良いだけではなく、生活習慣病の予防にも最適じゃ。 |
なお、食品交換表について詳しく知りたい人は、書店で糖尿病食品交換表が販売されているので、そちらもぜひ参考にしていただきたい。 |