過激な方法や誤ったダイエット法は、体にとってとても危険! ここでは、ダイエット博士が正しい方法や間違った方法をご紹介します。

ダイエット博士のQ&AHakase

運動で消費されるカロリーなんて微々たるものだから わざわざ運動しなくても、ちょっと食べるのをガマンすればいい…
なんて思っているとしたら大間違い!運動の効果はカロリー消費だけにあてはまるものではないぞ。
ちょっとの運動はとても大切なんじゃ。
そこで、今回は運動について話をするぞ。

運動するとおなかが減って、つい食べ過ぎる…
いかにも本当らしい話だが、実はまったくの逆なのじゃ。
運動不足は、食欲を必要以上に高めてしまい、それが続くと 必要以上にエネルギーを摂ってしまう習性があるようじゃ。
例えば事務職など体を動かすことの少ない職種 の人は、よく体を動かす職業の人に比べると、圧倒的に 食欲が旺盛で、肥満の人も多いという調査結果もある。
運動不足で太った人は、軽い運動を続けることで、その カロリーが消費できるばかりか、食欲が押さえられる可能性があるんじゃよ。
やせるためには、食事制限でカロリー摂取を減らすか、運動でカロリー 消費を増やすかしてエネルギー消費バランスをマイナスにすればいい、と理論的には そうじゃが、実は、運動と食事制限、この2つには決定的な違いがあるんじゃ。
運動では確実に体脂肪が減るのじゃが、食事制限では、体重が 減ったとしても、なかなか体脂肪は減らない。しかも、食事制限 は、基礎代謝が落ちるから、体は少ないカロリーでも大丈夫なよう 順応してくるから、やせにくくなってしまうんじゃ。
だから、運動でカロリーを消費して100kcalマイナスにするのと、 食事制限で100kcalを減らすのとでは、同じカロリー数でも大きな 違いがあるというわけじゃ。
運動にはカロリー消費以外の効果があって、たくさんの脂肪が筋肉で 燃えるだけでなく、運動が終わった後も、しばらくは筋肉のエネルギー
代謝が増加したり、基礎代謝が増加したりして、やせやすい 体になっていくんじゃ。わかったじゃろ。
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