過激な方法や誤ったダイエット法は、体にとってとても危険! ここでは、ダイエット博士が正しい方法や間違った方法をご紹介します。

ダイエット博士のQ&AHakase

 
 
 
アミノ酸が長く繋がっておる大豆タンパク質が消化管の中で完全に消化されてアミノ酸になる途中のものじゃな。
従来タンパク質はアミノ酸にまで分解されてからはじめて吸収されるものと思われておった。ごく最近になってこれだけでなく、アミノ酸2,3個がつながったペプチドの形でも吸収されることが発見されたんじゃ。普通のアミノ酸が1個に対してペプチドは2,3個つながった形で吸収されるのじゃから、効率的に摂取でき(※下イメージ参照)、特にスポーツ選手の疲労回復に効果ありとして注目を集めておる。
 
 
 
大豆ペプチドは、腸から吸収される時に腸管の神経を刺激するんじゃ。この刺激を受け取った脳が交感神経を副交感神経より優位の状態にする。このため血流が増え、基礎代謝がアップする。すなわちエネルギーが余分に消費されることとなって、めでたくダイエットとなるわけじゃ。
 
 
豆乳もダイエットによいと言われておるが、これは大豆ペプチドや大豆サポニン(下記参照)がその作用をもっておるからじゃ。ただ大豆ペプチドの方は、豆乳に含まれている大豆タンパクが元になって消化酵素が作用してようやくできるというしろものじゃ。
じゃからキウィの実を切ったものや果汁あるいは柚子を加えて酵素反応を起こさせてペプチドにしてから飲むとより効率よく、速く吸収しやすくなるので、是非お試しあれ。
 
大豆サポニンとは・・・人間は太ると、小腸の「絨毛」が大きくなり、余分な脂肪や糖質までも吸収しやすくなるという。大豆サポニンはこの肥大した絨毛を正常に戻す働きがあるということで、余分な脂肪や糖質を吸収されにくくするのじゃな。またすい臓から分泌される脂肪消化酵素に働きかけて、脂肪吸収を減らす作用もあるとのことじゃ。
 
 
大豆には、今回紹介した大豆ペプチドや大豆サポニン以外にも、美容で注目を集めている大豆イソフラボンなどの良い成分が沢山含まれておる。ダイエットしたい方はもちろん、美容、健康維持を目指している方も、毎日の食事に大豆を取り入れたいものじゃ。

 

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