気になる成分をチェック 栄養成分辞典

栄養成分辞典jiten

エネルギー

水溶性ビタミン

1.水に溶けやすい
水溶性ビタミンとは、動物や植物の体内で水に溶けた状態で存在しているビタミンです。その為、例えば野菜などは調理の際水洗いをするだけでも流れ出てしまいます。また、茹でたたり、煮たりすることによっても出てしまいますので、ゆで汁も一緒に摂る事を心がけましょう。

2.熱に弱い
水溶性ビタミンは、熱に弱いので、調理の際は工夫しましょう。特にビタミンCは他の水溶性ビタミンに比べ弱いので注意しましょう。

3.過剰摂取による障害の心配が少ない
水溶性ビタミンは、必要摂取量以上摂っても、余った物は尿で体外へ排出される為、過剰摂取による健康障害の心配がありません。ただし、何十倍もの量を摂ってしまうと、ごく稀に過剰摂取障害が出ますので、1日の所要量を心がけましょう。

水溶性ビタミン一覧()内は化学名

脂溶性ビタミン

1.アブラに溶けやすい
脂溶性ビタミンとは、動物や植物の体内でアブラに溶けた状態で存在しているビタミンです。その為、野菜などは水洗いしても大丈夫です。また、油と一緒に摂る事によって吸収率が良くなります(※ただし、油分の摂取のしすぎは肥満の原因になります)。

2.熱に比較的強い
水溶性ビタミンに比べ、熱に比較的強い性質です。

3.過剰摂取による障害が起こる
水溶性ビタミンと異なり、脂溶性ビタミンは摂取後、肝臓や脂肪など体内に暫く貯めこまれます。
その為、目安量を超える量を毎日摂取すると過剰症が起きます。1日の所要量を心がけましょう。

脂溶性ビタミン一覧()内は化学名

ミネラル

ミネラルとは、水や土壌などに存在する無機質のことで、人間はもちろん動植物は、ミネラルを体内で作り出す(合成する)ことができないものです。そのため、食事からの摂取が必要になります。また、ビタミンとミネラルは、共同で機能維持の働きをしていますので、ビタミンはミネラルが不足すると効果を発揮できませんので、ビタミンとミネラルを一緒に摂る事を心がけましょう。

健康・ダイエット・美容素材

健康・ダイエット素材一覧

美容素材一覧

アミノ酸

私たち人間の体は約20%がたんぱく質で作られています。
たんぱく質は様々な食品に含まれる三大栄養素の一つですが、このたんぱく質を構成している成分がアミノ酸です。

自然界には約500種類ものアミノ酸が発見されていますが、私たちの体を構成しているアミノ酸はそのうちのたった20種類です。この中の体内で合成できるアミノ酸を非必須アミノ酸、体内で合成できないため食品から摂取する必要のあるアミノ酸を必須アミノ酸と呼んでいます。
アミノ酸について詳しくはこちら

ページトップへ